踊るブロードウェイ エレノア・パウエル生誕百年 [エレノア・パウエル ELEANOR POWELL]
今年(2012年)は、タップの女王エレノア・パウエルの生誕百年にあたります。
十代の頃からダンスの才能を発揮しブロードウェイの舞台に立っているところをハリウッドが目をつけ、MGMでの初主演がこの 「踊るブロードウェイBROADWAY MELODY OF 1936 」でした。まだ初々しいエレノア 22才です。
トーキー初期に成功した「ブロードウェイメロディー シリーズ」の第二弾になります。
共演は美男スターのロバート・テイラーやコミカルなダンスが得意なバディ・イブセン 歌手フランセス・ラングフォード等
輝かしいモノクロ映像で、ナシオ・ハーブ・ブラウンとアーサー・フリードの音楽は 素晴らしい物で、トムとジェリーにも多数使われ、スタンダードにもなっています。
ブロードウェイのスターを目指して田舎から出て来たエレノアが、幼なじみの新進プロデューサーテイラーの元でデビューする様を すったもんだの騒動の中で描いていて 素晴らしいダンスが見事! タップはもちろん、バレエも見せます。とりわけ、正確無比なタップはマシンガンタップと呼ばれました。
今から77年も前に ハリウッドのミュージカル映画は確立していたのにびっくりです。
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