シップ・アホイ(SHIP AHOI)エレノア・パウエル生誕100年 [エレノア・パウエル ELEANOR POWELL]
今年 2012年 生誕100年を迎えたタップの女王 エレノア・パウエルの1942年の作品です。
映画を見てると、アメリカも戦争色が色濃くなっておりタイトルの始めに、国債を買おう 等と出ます。 (エンドロールかな?)
エレノアはクレジットのトップを明け渡していて、主演はコメディアンのレッド・スケルトンです。
エレノア30才前後ですが、相変わらずパワフルで美しさは冴えていますが、観衆は気まぐれで、若いスターの台頭に、人気に陰りがみえて来たのでしょうか?ただ スケルトンにあまり魅力を見出だせないので、疑問が残ります。
この映画には、トミー・ドーシー楽団と若きフランク・シナトラが出演していて、ドラムのバディ・リッチがオープニングから聴かせてくれます。
曲は「ハワイアン・ワー・チャント」!フル・スイング でカッコイイのなんの!
曲の中盤からステージで踊るフラの衣装のエレノアとコーラスダンサーが現れます。
この後、船の中に舞台を移します。「踊るホノルル」でも船の中で踊りましたが、こちらはスケールが大きく、プールサイドをダイナミックに踊り、バディ・リッチのドラムと競演するのです!
ラストぴたりと拍が決まり、まるでタップとドラムのデュオ!
思わず二人が笑顔で握手する姿が、爽快です。
ビデオの表紙絵にあるマントを翻しフラメンコを踊るシーンもカッコイイです。
もうひとつ 見せ場があります。
エレノアはブロードウェイ時代に タップでモールス信号を打つ出し物を持っていましたが、それを再現して見せました。
戦時色の濃い中でのエンターテイメント 見事です。
2012-12-10 23:19
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『Ship Ahoy』のトップクレジットは、エレノア・パウエルです。
レッド・スケルトンのクレジットトップを明け渡すのは、自作の『I Dood It』になります。
例によって、日本では入手できないためアメリカから取り寄せ、昨日観ました。
出演がエレノア・パウエル、レッド・スケルトン、ヴァージニア・オブライエンと『Lady Be Good』の脇役陣で作ったみたいな映画ですね。
ちなみに、「国債を買おう」はThe Endの後です。
by Motom Tomoyuki (2014-02-09 13:14)
motom tomoyuki 様
またまた、コメントありがとうございます!
返信大変遅くなり失礼しました。
いろいろなご指摘ありがとうございます。
みかえさず、記憶を頼りに書いていますので、曖昧な部分があっていけませんね(≧∇≦)
そうですね。当時売り出し中の人たちでしょうか。
バージニアオブライエンは、かなり印象に残る人ですね。
独特の無表情。肩の動き、歌。でも美人という。
アステアも大役のジークフェルトフォリーズ にも出ていたと思います。
サウザンドチアー にもでていました。
by ガルボ・スノー (2014-03-03 23:34)