蓄音機で聴くＳＰレコードコンサート

去る８月２７日 広島市安佐南区の『音楽茶房７８』 さんにて、「蓄音機で聴くＳＰレコードコンサート」がありました。

お店のオーナー 菊波勇さんは、凄いレコードのコレクションをお持ちで、音楽の造詣も非常に深く、永年 映像文化ライブラリー等で解説をされながらのレコードコンサートをなさっておられます。


写真の通りのステキなお店で、素晴らしく貴重な蓄音機が据えてあります。

今回のコンサートでは、ジャズの名曲を聴かせて頂きました。

お茶を飲みながらの楽しいひと時でした。

蓄音機の奏でる音が、あんまり素晴らしいので驚愕しました。モノラル録音、電気も無しです。
手回し動力です。

ステレオに慣れた耳が、あまりの臨場感にびっくりしました。まるで６、７０年前の演奏者が蘇り、目の前で演奏しているかのようです。

人類は進歩なんかしていません。堕落してるだけです。

確かに 簡単に楽に音楽を聴ける今は、便利ですが、何か大切なものを犠牲に失ってしまったように感じました。

テレビの歌謡番組も、７０年代 天地真理の時代は、生バンドの演奏でした。

生きた演奏者の奏でる音に、デジタルの機械は決して敵いません。
どんなに正確無比でも、血の通った人間にこそ、人は魅了されるんです。

コメント 5

ガルボさんへ

蓄音機のレコードコンサートとは、なかなかいいですね。

もしガルボさんが、レコードプレイヤーをお持ちでしたら、メインのアンプのボリュームをゼロにしてレコードをかけて、針の所にストーローをあてて（接触してはだめですが）、その反対側を耳に入れて聴いてみて下さい。
疑似蓄音機体験ができます。
この時に周囲の音が無い方が良いですので、深夜にお試しになる事をお勧めします。
ちょっと怪しい風景になりますが・・（笑）

by Mr,Scan (2013-09-04 12:44) 

Mr.Scan 様

コメントありがとうございます。
ストローで蓄音機？？！ Scanさん 凄い裏技ですね！！ こんど、やってみます。
レコードプレーヤー 高校入学時に叔母にコンポを買って貰いまして、今だに現役です。ダイヤトーンで、オート機能は壊れてアームは戻らないし、自動で針が降りる機能もダメです。
手動で恐々、乱視になった近眼で手を震わせながら針を落としてますよ。
by ガルボ・スノー (2013-09-04 20:33) 

ご無沙汰しております。アンサンブル・エムのＭです。
蓄音機の音はさぞかし素晴らしかったでしょうね。私も復刻したその時代の音源は聞いたことはありますが、蓄音機から直に聴いたことはありませんのでいつか聴いてみたいと思います。普通のレコードプレイヤーは実家にあったものを貰って現役で動かしていますが・・・
レコードやテープなどアナログ音源のいわゆる歪みやゆがみなどが、本当は人間の耳に心地よいのかもしれませんね。

昔の歌番組はほとんどビッグバンドがステージの後ろにいましたね。バンドによって若干アレンジが違うなど興味津々でしたね・・・
歌番組ではないですが、私は全員集合で毎週バックバンドをやっていた芸スターズに憧れて管楽器を始めたのです。（音楽をやり始めたきっかけがトムとジェリーと全員集合・・・何ともおかしい感じですね・・・）

by M (2013-09-15 23:40) 

ゲイスターズの変換が「芸スターズ」になってしまいました。すみません。
by M (2013-09-15 23:41) 

Ｍ 様

返信遅くなり失礼しました！ 気付くのが遅れました。

本当に蓄音機は素晴らしいです！ビックリしました。ＳＰレコード復刻CD有りますねー。雰囲気は良く再現されてますよね。

私も レコードやテープの歪みがとても好きです。アナログの魅力は廃れないと思います。

ゲイスターズ！私はリアルタイムで全員集合は見てません（親が厳しくて(T-T) テレビも一台しか無い時代です）でも、YouTubeで見て、あまりの魅力に驚きましたよ！！

『タブー』もですが、オープニングテーマ最高ですね。あれで音楽の道へ？ 解ります！魅了されますもん。
ビッグバンドの魅力もカラオケの比ではないですよね。

トムとジェリーとゲイスターズ よく解ります。 o(^-^)o
by ガルボ・スノー (2013-09-25 04:19)