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「リッスン・ダーリン listen darling」1938年MGM ジュディ・ガーランドの可憐なファミリー映画 [Judy Garland]

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ジュディ・ガーランドが母親が大好きな、健気で可憐な少女を演じています。

歌は歌いますが、ミュージカルではなくファミリー映画です。

学校の催しで、弁論をするバズ(フレディ・バーソロミュー)とあのジング!(心の弦をかき鳴らせ)を可憐に歌うピンキー(ジュディ・ガーランド)
この曲はMGMのオーディションでも歌ったと言う伝説ですが、後年もコンサートで必ず歌い続けました。

ピンキーの歌に涙する母親(メアリー・アスター)

会の終了後、母親の再婚相手も登場します。この男性はお金持ちで母親は、生活のために愛の無い結婚をしようとしているのです。
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ピンキーにはビリーという弟がいます。
腕白で弓が得意。もちろん吸盤の矢ですが。ビリーも再婚相手を好きではなく、矢を放ちます。

ピンキーは、母親が夜中に泣いているのを目撃し、自分達の生活の為に嫌々再婚しようとしているのを知ります。
朝食の時に「私、働くわ!」と健気にも提案しますがもちろん母親は反対します。

ピンキーは友達のバズに相談に行きます。バズはトレーラーで母親を誘拐する計画を立て、実行します。
ビリーもピンキーも皆んなで!
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最初は激怒していた母親ですが、少しの休暇を家族で楽しむのも悪く無いと考え直します。
皆んなで楽しく「愛の凸凹道」を歌います。
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腕白なビリーはビーバーを捕まえると言って出掛けます。そこにはカメラマンのリック(ウォルター・ピジョン)が写真を撮っていました。ビリーが弓矢を向けた先に居たのは!!!
スカンクでした!!必死にやめなさいと止めるリックですが、矢は放たれてしまいました。
スカンクに臭い攻撃をされたのはいうまでもありません。
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大騒ぎを聞いて近所の屋敷の住人が見に来ました。
そして、可愛らしい一家を夕食に招きます。
鹿の頭などの装飾が沢山ある屋敷で、主人はインディアンの羽根飾りの帽子を被ります。
すっかり喜んだビリーですが、やがてくる雷鳴に泣き出してしまいます。
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ピンキーがテン ピンズ インザ スカイを歌って慰めます。まるで子守唄を歌うようなジュディ。
後に彼女自身の子供達に歌っているのを彷彿とさせる姿です。

そこに母親とカメラマンのリックも合流して楽しいひと時。
ピンキーは母親が幸せそうに笑っているのを見て嬉しくなります。
みんな、リックを気に入り母親が彼と再婚してくれることを願います。
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一時は、家に帰って元の生活に戻る!と言う母親でしたが、警察に止められ、助けに来たリックと一緒に車に乗ります。
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多分 めでたし めでたし。

「小公子」や「アンナカレニナ」(ガルボ版)などで名子役ぶりを見せていたフレディ・バーソロミューは変声期の頃で、ジュディと背丈の面でもバランスが取れていました。2人はスタジオ内の学校で共に学ぶ学友でもありました。
メアリー・アスターは後の「若草の頃」でもジュディの母親を演じます。
ウォルター・ピジョンは名作映画に多く出演している美男俳優です。女優を引き立てるのが上手いひとでもありました。バリトン歌手でもあったそうで、この映画でもジュディ達と歌っています。
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