五島を世界遺産の島へ!支援コンサート 経緯 2016年具体的に動き始めた。 [五島を世界遺産の島に!支援コンサート]
大きな物事を成すには、タイミングと勢いが必要です。
2016年 具体案に向けて動き始めました。
五島の教会群を世界遺産へ という話とは直接関連はありませんが、人とのご縁が繋がって行くという事には、大きな出来事がありました。
アメリカの現職大統領オバマ氏が、広島の平和公園に訪問されました。
これは、歴史的に意味のある事で、原爆を落とした当事国の大統領が71年という時を経て、ようやく献花をしたのです。
謝罪に来たわけでもないし、責任について語ったわけでもありませんが、原爆投下の事実を言わざるおえなかったことに間違いはありません。
その時、平和公園にはアメリカ大使館から1人の被爆者が夫人と共に招かれていました。その人とは歴史研究家の森重昭氏と佳代子夫人でした。
森氏は、コツコツとお一人で原爆で亡くなった米兵について調べておられ、ついには遺族と関係者を探し当て、広島で対面されました。
その時の事がバリー・フレシェット氏によるドキュメンタリー映画化され、アメリカ大使館にも伝わったのでした。
政治的な打算がアメリカ側に無かったかどうかは知りませんが、その事であの新聞の一面に掲載される事になったオバマ大統領と「ある被爆者」との「和解?」のハグになったのです。
夫人の森佳代子氏は、エリザベト音大の卒業生で私達の大先輩にあたる方です。
カトリックの信徒さんでもあり、五島の教会で歌うという事に、意義を持っておられました。
そして、五島出身で今は広島県の呉市在住の太田伊都代氏が、広島市のピースボランティアであるというご縁で沖西慶子氏と親しく、森夫妻に2016年の8月6日に広島市の世界平和記念聖堂での、フォーレレクイエムコンサートにてお会いした時に 「是非、五島で歌って下さい!」
と誘われたのをきっかけに、話が合流しました。
私達(長沼靖子と沖西慶子)は、教会でコンサートを行うのならば、それに相応しい選曲と、相応しい演奏家が必要と考え、真っ先に頭に浮かんだのが、オルガンの戸澤眞弓先生だったのです。
幸い、快く承諾頂きようやく、数年来の案が具体的に動き始めました。
戸澤眞弓先生と森佳代子氏、そして戸澤先生のお弟子さんの村上敬子氏、サポーターとして、五島の事や協賛金の事、色々力を貸して下さった太田伊都代氏、
そして私達ガルボ のメンバーでスタートしたのでした。
そして、広島でのコンサートに続きます。
写真は国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館のメモリーズさん。
五島のコンサートで賛助出演頂く事になります。
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