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映画感想 「情婦」ビリー・ワイルダー監督1957年 [映画]

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マレーネ・ディートリッヒの「情婦」
1957年公開のビリー・ワイルダー監督作品です。
原作はアガサ・クリスティの「検察側の証人」
殺人事件の弁護を引き受けた頑固で老獪な弁護士の裁判もので、もう、面白い面白い!!!
マレーネ・ディートリッヒは生年がいくつか説があるのですが、1904年説を取りましょう。とするとこの映画は53歳前後という事になりますね。
彼女は、脚線美が自慢で脚に百万ドルの保険を掛けていたと言われています。
実際、この映画でも見事な脚線美を披露しています。
ハリウッドに来たばかりの若い頃の美しさは、光と影の力を借りて神がかり的なのですが、50年代の彼女も殆ど印象が変わりません。
おそらく、体型保持のプロ意識のなせる技でしょう。美しいです。
この人は、女優というよりはスターなんですね。何を演じてもマレーネ・ディートリッヒなんです。これはどうしようもない。グレタ・ガルボも似たような感じで、何をやってもガルボなんです。
でも、この映画では二役を演じていて、後半で出てくる役柄は、観客によっては他人が演じているのかと思った!と言わせるほどの変身ぶりなので、やはり女優さんなのかなとも思いますが。
「検察側の証人」という事は容疑者の敵になりますよね。このマレーネの役は、容疑者の妻でありながら、検察側の証人なんです。
ミステリーなので、ごちゃごちゃ書きません。
容疑者はタイロン・パワー
老獪な弁護士はチャールズ・ロートン
弁護士の世話役の看護婦にあの!フランケンシュタインの花嫁のエルザ・ランチェスター
これも、何度みても面白いです。

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