タップの女王!エレノア・パウエル [エレノア・パウエル ELEANOR POWELL]
エレノア・パウエル は白黒時代ののミュージカル映画で活躍したタップダンスのスターです。
1912年生まれで、あの「雨に歌えば」のジーン・ケリーと同じ年ですが、映画界に入ったのは、エレノアがずっと早く、残念ながら共演はしていません。
ケリーが、カラーの大画面時代に大活躍した事を思えば、エレノアの引退が早過ぎたのが残念です。 彼女のカラーはゲスト出演した二本のみで、このパンフレットの映画も白黒です。
エレノアは大変な美貌のダンサーでした。その上アクロバットもこなす、身体能力に非常に優れた人でした。女優としての魅力は、演技者としてレパートリーが豊富とは言えませんが、スターとして魅力的な資質に溢れています。彼女の映画は倒れかけていたMGMを救ったと言われています。
MGM時代の映画は、本当に素晴らしく彼女の類い稀な才能は、今見ても驚異的です。
エレノアは、俳優のグレン・フォードと結婚し映画界から引退しました。
このパンフレット 「ニューヨークの饗宴」はMGM退社後の1945年の作品で、最後の主演映画になりました。
MGM時代の映画は全てアメリカではビデオ発売され、私も全て買いました。どれも素晴らしいダンスの数々です。
このパンフレットの映画は、まだ見ることが出来ていませんが、こうして戦後日本初公開当時のパンフレットを手に入れることが出来ました。
願いは必ず叶います。