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映画感想 「ポセイドンアドベンチャー」 [映画]

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「タワーリング・インフェルノ」に先駆けてプロデューサー、アーウィン・アレンが剛力を見せた映画です。
1972年の「ポセイドン・アドベンチャー」そういえば、これも、タワーリング・インフェルノも大地震も音楽はジョン・ウィリアムスなんだよなー。
どれも、地の底この映画では海の底から湧き出すような地鳴りのする音楽。
ズムズムとカッコいいです。
海底地震により発生した巨大な津波を受けて転覆したポセイドン号。
正に天地がひっくり返った客船から、如何に海面に出るか!生き延びるか?
というお話です。
新年のカウントダウンをして、お祝いをしていたら転覆!!!
パーティ中で、乗船客はドレスアップしているので、逃げ出すのに不利な服装です。
全てがひっくり返った世界で、モメながらも生き延びる為に極限状態を味わいながら次々に死んでいく仲間を尻目に、最後まで諦めることなく生命への執着を貫く。
艱難辛苦を乗り越えてやっと船底にまで上り詰め、救われた時の感激は素晴らしいです。
これも、オールスターキャストで楽しめます。

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映画感想 「大地震」 [映画]

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大地震の映画は、古くは1930年代にかのクラーク・ゲーブルとジャネット・マクドナルド、スペンサー・トレイシーなどが主演した「サンフランシスコ」というのもありました。 ジャネットの歌う「サンフランシスコ」は大ヒットしました。その当時の映画としては、迫力満点の特撮でしたが、
この1974年の「大地震」(だいじしん と読みます。)は、音響も凄いが、シートが振動して、あたかも地震の渦中にいるような体感が味わえたとか?
もちろん、体感シートを備えた劇場によりけりだったのでしょうが。
こうしてDVDで観る場合、それが味わえないのが残念です。やはり映画は映画館で!
「大空港」もそうなのですが、この手のパニック映画は不倫から始まるケースがある。
物語の盛り上がり、観客の倫理観や正義感を満足させてめでたしめでたしにする為に必要な設定なのかなとも思いました。
主人公のチャールトン・ヘストン(MR.ベンハー[目がハート]大好きです)はジェヌビエーブ・ビジョルドと不倫しています。
夫人はあのエヴァ・ガードナー!この頃には怖い顔になっていますが、スターとしての存在感は抜群です。
そして、大地震!!もちろん、街中大パニック!
助かったエヴァを避難所に置いて、恋人のジェヌビエーブを探しに行きます。
彼女も、別ルートで助けられて避難所へ来てました。
さて、その避難所がさらに起きた地震で倒壊、地下に埋まります。
我らがヘストンさんは、もちろん大奮闘して助けに向かいます。
救助に成功!!エヴァの目の前で、恋人と安堵の抱擁。
うーん、それは無いよヘストンさん。
とか思う間も無く、決壊したダムから水が溢れて、すんでのところで、エヴァが濁流に飲まれてしまう。
恋人は、安全な所から手を差し伸べて、ヘストンに上がって来るように促しますが、流石!!我らのヘストンさんは、流される妻、エヴァを助けようと濁流に身を投じます。
一緒に流されてしまうエヴァとヘストン
後には、呆然と悲しみにくれるジェヌビエーブが残るのでした。

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映画感想 「エアポート77」 [映画]

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人間なんてどんな状況下でも、基本行動は大して変わらないのかもしれません。
私に限りの事かもしれませんが。
引きこもりに拍車がかかり、夜は3時までアレンジしたりゴソゴソ。
そこから、映画が観たくなり朝の6時くらいまで見て、睡眠。
そんな生活が定着か?
「大空港」に始まったエアポートシリーズ第3弾「エアポート'77」
これまた、凄いゴージャスなオールスターキャストです。
ヒーローの機長にジャック・レモン(マッチョな役は似合わない?)
和を乱し、ネガティブな嫌われ役に当時最も美しい頃と思われるリー・グラント
乗客では無いものの、飛行機と積み荷の美術品のオーナーで、とても重要な役にジェームズ・スチュアート
飛行機をこよなく愛する後方支援ヒーローのジョージ・ケネディ 
加えて、クリストファー・リー(ヒーロー的行為の最中の犠牲者)
ジョゼフ・コットン(役不足この上ない!美しいけど。)
オリビア・デ・ハヴィランド(前作のマーナロイ、全前作のヘレンヘイズほどの役柄をあてがわんかい!)
などなど、人間模様の描き方がちと物足りません。
が、バミューダ海域に不時着の上、海底に沈んだ飛行機を引き上げるという、凄い設定!!!!
なかなか面白いですよ。

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映画感想 「大空港」 [映画]

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1970年公開  「大空港」後にエアポートシリーズとして航空パニック映画を牽引しました。
どれも面白いけど、この一作目が1番好きかな。
これもオールスターキャストで、どのスターも魅力的[目がハート]
様々な人間ドラマを軸に、大雪の飛行場を舞台にした手に汗握るスリル。
ボーイングの飛行機がいかに優秀で、アメリカの航空メカニックがいかに頼もしく信頼出来るか。という宣伝にも大いに貢献?!
密航者の憎めないおばあちゃんを演じたヘレン・ヘイズがとても印象に残ります。
この映画が遺作になってしまったヴァン・ヘフリンも悲しい爆弾男を演じていて素晴らしい。

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映画感想 タワーリング・インフェルノ [映画]

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「引きこもって居るから映画三昧  」とは言えないほど普段から遊んでばかりですが、このような時は、パニック映画三昧になります。もしかして同質の原理というやつでしょうか?
「タワーリングインフェルノ  」オールスターキャストで、高層ビルの竣工式の日に起きた火災の為、人間の本性が出るわ出るわのパニック映画。
ハリウッドの大娯楽映画ですので、ヒーローはあくまでもカッコよく、アンチヒーローはあくまでも情けない最期を遂げます。
納得行かないのが、人助けに奔走したヒロインが非業の死を遂げてしまう事。
オールスターキャストは、本当に嬉しい。往年のスターがジャンジャン登場します。皆、お年を召されていますが「それがどうした!」一度でも大衆の人気を得たスターの魅力というのは決して色褪せません。[ほっとした顔][ぴかぴか(新しい)]

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広島国際映画祭に行って来ました。 [映画]

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去る 11月11日~13日 に広島NTTクレドホールで開催された、『広島国際映画祭』に行きました。

兼ねてからご縁を頂いている 歴史家の森 重昭さんのドキュメンタリー映画『灯篭流し ペーパーランタン』が上映されると聞いて、楽しみにしていました。

会場に着くや否や、灯篭流しのバリー・フレシェット監督に遭遇。
沖西氏は、撮影現場に同行した事もあり、喜びの再会でした。
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映画の作曲家 チャド・キャノンさんにも、サインを頂いて記念撮影。
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森 重昭さんの日米友好貢献に対する受賞式もありました。
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私達の大先輩でもある、佳代子夫人とも笑顔で!後ろに偶然、長沼も写り込んでおりました。
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スタッフで参加しておられた、書道家の藤村さん、料理研究家の山本先生にもお会い出来て、良かったです。
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広島エイトクラブさんの上映会に行きました。 [映画]

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水辺のコンサートから程なくして、去る11月10日 広島エイトクラブさんの上映会がありました。

川本昭人監督の作品は、私達ガルボの『秋の水辺のコンサート』をメインに作られたその日の平和公園の様子でした。
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広島で被爆して原爆症で苦しみながら、四季を一緒に長年過ごして来られた愛妻の、キヨ子さんを描いた長編映画『妻の貌』が有名です。
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海難1890 を観ました。 [映画]

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23日にトルコとの合作映画 「海難1890」を観ました。
実話に基づく映画だそうですが、このエルトゥール号の遭難悲劇は知りませんでした。

日本人の美学には、善行について恩着せがましく「やった、やった」というのは無いので、知らなくて当然かもしれませんが、戦後教育を受けてきた者としては、日本の悪業ばかりをあげつらって教えられた経緯があるので、痛く感動しました。

映画の作りには、残念な部分もあります。もう少しトルコでの空港事件に時間を割いて欲しかった気もします。
あの、空港での演説とそれを聞き、態度を変えていくトルコの人々のシーンには泣きました。
実話であるだけに、トルコ人の寛容さ、かつての恩義を忘れない心、異邦人への深い慈愛に驚かされました。
自分達の命の危険をおかしてまでも、日本人を救ってくれた人々に、感動せずにはいられません。

そして、前半の1890年の海難での島の人々、助けたムスタファが、元気を取り戻し感謝の言葉をかけるシーンでは、最初は親しそうに「元気になって良かったな!」と話しかけていたのを、お辞儀をされて途端に居ずまいを正し、敬意を表するあたり、「そうそう!これこそが日本人の美学、他者への態度だなー!」と泣きそうになりました。

先人に感謝。そしてトルコの人々に敬礼です。
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広島エイト倶楽部さんの上映会が11月12日木曜日に開催されます。 [映画]

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来たる11月12日木曜日 12時30分から
西区民文化センターのホールで、
広島エイト倶楽部さんの上映会が開かれます。

大変長い歴史のエイト倶楽部さんです。歴史的なとても貴重な映像も沢山撮られています。

あの「妻の貌」の川本昭人監督の最新作は「 ガルボ 長崎・広島をつなぐ」
とても楽しみです。

ご都合の良い方は、是非ご来場下さい。
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広島原爆が生んだ悲劇の怪人「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」 [映画]

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1965年公開の東宝映画 「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」を観ました!

被ばく史ラボ の堀 伸夫さんからオススメ映画と教えて頂きDVD購入しました。

フランケンシュタインと言えば、メアリー・シェリー原作のユニバーサルホラー映画が有名ですが、正にあのボリス・カーロフ演じる怪物の後継者でした!

フランケンシュタインは、元来は墓場から死体を集めてつなぎ合わせ、犯罪者の脳を使って稲妻のエネルギーで蘇らせた怪物の生みの親の博士の名前です。たしかビクター・フランケンシュタイン男爵 でした。

いつの間にか怪物がフランケンシュタインと呼ばれるようになったのですが、この東宝映画でも曖昧な呼ばれ方をしていました。

先ず1945年ドイツから殺されても死なない兵士を作るため、不死身のフランケンシュタインの(怪物の)心臓が、潜水艦で広島に運ばれます。
そこに待っているのは、志村喬演じる博士です。
原爆ドームになる直前の産業奨励館が画面に登場します。

さて、運ばれた極秘の心臓を研究せんとしたその時!!


運命の8月6日が。
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それから15年が過ぎました。

広島では、放射能の研究者 ニックアダムス演じるボーエン博士と、水野久美演じる博士達が、佐々木禎子さんがモデルらしき原爆症の少女らの治療をしています。亡くなってしまうのですが。

そこに不思議な浮浪児が現れ、近隣の家畜を食い殺すと評判になります。

ある日、亡くなった少女のお墓まいりに2人の博士が宮島に行きます。
厳島神社、大鳥居。

確かに宮島ですが、致命的な考証ミスです「神の島」宮島にはお墓は有りません。
お墓はおろか、遺体はお家に帰れますが、遺骨は帰れません。
焼場からお墓に直行します。

水野久美演じる博士は、厳島神社から弥山あたりを指差して、「あの裏山に彼女のお墓があるのよ。 」 と言います。

かくして、裏山に行くはずが海岸に出ますが、明らかに宮島の海岸では無いロケ地に移動し、そこでくだんの、不思議な浮浪児を保護します。

彼は乱暴ですが、人を襲ったりはしません。音楽に関心を示し、美しい光にも興味津々です。
でも、言葉は話せません。水野久美に懐いています。

グングン成長し、危険とみなされ、キングコングの如く檻に入れられ、鎖で繋がれてしまいます。

ゴジラも放射能で巨大化しましたが、フランケンシュタインの心臓も放射能で巨大化するようです!!

遂に、彼は鎖を切る代わりに自分の腕を切り落とし(トカゲの尻尾のように、すぐ再生します)逃走。

岡山、琵琶湖と大騒ぎされます。

さあどうなる!

秋田で地震が起き、何やら発光体を備えたものが目撃されます。

遂に富士山近くで、人が丸ごと食われる騒ぎが起き、フランケンシュタインが疑われます。
でも真犯人は地底怪獣バラゴンでした!
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ニックアダムス、水野久美、に高島忠夫も加わり、フランケンシュタイン対策に出向きます。

3人はおり悪しく、バラゴンに襲われあわや!!

という時にフランケンシュタインに救われます。

さあ!怪獣映画の醍醐味 戦闘の始まりです!

フランケンシュタインは人間体なので、ウルトラマンを彷彿としますが、あんなに堂々と立派ではありません。
でも、バラゴンを倒しました。
倒すとともに、自らも地中の割れ目に落ちて消えてしまいます。

本家 ユニバーサル映画のフランケンシュタインも物悲しい悲劇の主人公でしたが、こちらも悲しい結末でした。

音楽は伊福部昭 東宝映画スター総動員の特撮娯楽大作で見応えも充分です。

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