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市民ケーン バーナード・ハーマンフィルムスコアCD [音楽]




120301_2008081.jpg私は、バーナード・ハーマンの音楽が大好きです。初めて、意識的に聴いた作品はヒッチコックの「北々西に進路を取れ」 でした。

冒頭の印象的な音楽。メインタイトルです。ソール・バスのスピード感溢れるタイトル映像を煽るように静かなティンパニから始まって次第に盛り上がるリズム、重なる楽器群 観客に抜群の高揚感を与えます。

タイトルだけでノックアウトされました。

バーナード・ハーマン この名前は、忘れられない名前になりました。

しかし、このCDにはもっともっと鮮烈な音楽が入っています。

「危険な場所で」のホルンの鳴り響きようは、ジャングルの巨像の群れのようです。

そして 初期の「市民ケーン」 雪の降る情景、ケーンの孤独、美しいメロディー 素晴らしい劇的効果を上げています。

「十二哩の暗礁の下に」美しいハーブのアンサンブルは、海底に届く光りか、波でしょうか

「旋律の調べ」の打楽器的なピアノコンチェルトは、ジョリベの赤道コンチェルトを連想しますが、もっと静と動が鮮やかに混在します。

「蛮地の太陽」 パーカッションが原始と野性を叩きだしたかと思えば、世にも美しいメロディーが流れます。

チャールズ・ゲルハルト ナショナルフィルハーモニィ の超絶な名演で、素晴らしいアルバムです!
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