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ブラームス チェロソナタ [音楽]


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ドイツの大作曲家ブラームスは、ピアノの名手でした。

若い頃は「鍵盤上の獅子王」になるか 作曲家になるか迷うほどのピアニストでした。

そのためかブラームスのピアノ曲は非常に難易度も高く、和音は(手が)大きく、大変です。やはり「鍵盤上の獅子王」でなくては弾きこなせません。

ブラームスの和音の響きは独特で、一度魅了されると虜になります。
幼稚園で私も虜になりました。「鍵盤上の獅子王」には程遠い「鍵盤上の老猫」という腕前ですが。


さて ブラームスの名曲はピアノのみにあらず!


ベートーベンの後継者と呼ばれた 四つの交響曲、室内楽、ピアノ協奏曲、バイオリン協奏曲、それはそれは素晴らしいですよね。

器楽のソナタには世にも珍しい「ビオラソナタ(クラリネット)」があり、この曲の美しさたるや、涙もんです(T_T)


今日 ご紹介するのは 「チェロソナタ」
演奏は あのジャクリーヌ・デュ プレ と夫だったダニエル・バレンボイム

まだ ジャクリーヌが難病に侵される前の1967年録音です。

輝かしい天才に恵まれたジャクリーヌは、難病「MS」のためわずか10年しか演奏活動できませんでした。

短い活動の中で録音されたレコードは貴重です。
この録音は、情熱的な力強い面もありますが、どこか乾いた、悟ったような冷静さが聴きとれます。 ブラームスと魂の共鳴があったのでしょうか。
チェロソナタの中でも 有名な名曲ですので、一度聴いてみて下さい。
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