耳コピーの善し悪し [音楽]
日本の伝統音楽は、口伝(くでん)でしたね。師匠から口伝えで曲を習います。
西洋音楽は、グレゴリオ聖歌の時代から楽譜(ネウマ譜)があり、リズムも音程も正確に後世に伝えてきました。
楽譜は音楽そのものです。素晴らしい発明だと思います。
どなたでも、楽譜の読み方を学べば再現可能なのですから。
しかし、私は時々自分のあたまが酷く悪いのでは?と思うほど、読譜が苦手です。頭痛がして、あたまの扉が閉じてしまいます。(T-T)
大学は音楽大学に行きはしましたが、読譜能力の難点はついてまわり、苦労しました。今も自分で耳コピーやらアレンジしたりで、楽譜書いてますが、苦しいです。
さて、「耳コピー」とはソルフェージュの聴音で、鳴っている音を聴きわけて、再現することです。受験では楽譜に書きますね。
いくら 聴きわけられても楽譜に正確に書けなければ、大学には受かりません。
ですから、音楽大学に受かった方々は、最低条件皆さん「耳コピー」の出来る方々です。
ですから、とりわけ特殊技能とも言えないでしょう。
でも!しかし!中には舌を巻くような素晴らしい才能を持つ人達がいます。ジャズの人々の中にも、もちろんクラシックの世界にも。
専門家の中に見出だすのは、あまり驚きませんが、私のお弟子にいました!
K・T君という12歳の小学6年生 ですが、彼は初めて出会った一年生の頃から、どこか違っていました。素晴らしい光る物があり、記憶力、集中力、センスがありました。
その彼が 今をときめく「ピアノジャック」にはまり、楽譜が届くのももどかしく、耳コピーで弾き始めたのです。長い曲を一気に記憶だけで!
うーむ と 唸りましたね。素晴らしいんですよ。
ただ、基礎は大切なのでしっかり学んで下さい。
私自身の自戒も込めて。
ご返事が遅れて申し訳ありません(__)
奥深い内容ですね!
ご訪問&nice!有り難うございますヽ(^o^)丿
by yu-papa (2013-01-22 19:11)