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天地真理を聴きましょう「水色の恋」レコード入手出来ました!ファーストアルバム [天地真理]


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日本の誇り。昭和の歌姫天地真理 LPレコードを立て続けに購入しています。

レコードは、CD等に比べると手間がかかるし、大きいし…… ですが、やはり存在感があります。盤を持つのも神経を遣いますし、針を落とすにも注意が必要です(オート機能が故障しています)けど、温かみがあり、子供の頃の自分を思い出し懐かしむゆったり感が、心地良いですね。

天地真理さんのファーストアルバム 「水色の恋」素晴らしいです。

私は昔、天地真理 といえば「恋する夏の日」と思っていて、大好きでした。

でも、プレミアムボックスを購入して、全て聴いてみると、「恋する夏の日」は異質な、真理ちゃんには珍しい曲だと、わかりました。天地真理は、よく物まねされました。多くは、オーバーに空気を抜いた声で、形だけ似せたものですが、実はこの歌は、難しいですね。不思議なメロディです。フレーズも不思議な切れ方してるし………… 明るく爽やかだけど、歌として成り立たせるには、難しかったと思います。

天地真理さんの魅力は、数々ありますが、鼻濁音がこんなに魅力的に聞こえるなんて! とビックリしました。

「が」の音が出てきたら、耳が集中してしまいます。他にも沢山、特定の音に魅了されますが、まず「が」 の鼻濁音!

あらら、話それてますね。

「水色の恋」デビュー曲ですが、天地真理さんの歌は大人です。一貫しています。

彼女は歌に媚びがありません。

上手く聞こえるような、わざとらしい技巧をこれ、みよがしに披露もしません。

ベラボウに表現力がありますが、静かな湖の波紋のような、微妙に繊細な表現です。

不幸にも 彼女の歌が下手 などと言われたのは、この静けさではないでしょうか。

美しい声、振幅を大袈裟にかけない表現、美し過ぎる日本語の発音。

悲しい歌詞にも、大袈裟な悲しみを込めず、明るくさらりと歌います。

この人は、とんでもない歌手でした。遅すぎる気付きですが、もう知ってしまったので忘れません。

必ず 正しく再評価されますように。

日本の皆様、世界中の皆様

素晴らしい、とんでもない歌手が、70年代にすでに日本に居ましたよ!

もちろん、今もご健在です。天地真理を聴きましょう!
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