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オールウェイズ三丁目の夕日 64 [映画]

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先日『 オールウェイズ3丁目の夕日 64‘ 』を観てきました。

1作目もそうでしたが、泣きました!見事にツボにハマるんですね。
私はどちらかというと、あまり泣かないんですが、これは何ども泣きました。

日本が前しか向きようのなかった時代。どん底からはい上がっていく過程の凄いエネルギー。
未来は明るく、生活はこれから良くなるんだと、信じることのできた時代。を描いて秀逸です。

街にはまだ、ご近所さんとの付き合いが濃密で、他人の子供にも愛情を掛け、時にはお節介も焼き、
一緒にみんなで頑張ろう という空気が万杯で、貧しいけれど心は豊かだった、今の日本が、失ってしまったものが詰まっています。

かつて、生まれたばかりの赤ん坊だった私が、祖父母の家で泣いていると、4軒先まで聞こえたとかで、近所のおばさんが飛んできて、赤ん坊を抱き上げ、あやしていた。という話を何度か聞かされました。

家族は「抱き癖がついちゃいかんから、なかしといた」と言ったそうですが、そのおばさんは、「大泣きが聞こえたから、留守かと思ってとんできた」と。

思えば、祖母の家は夜眠るとき以外は施錠することなく、知らぬまに人が裏庭まで入って来ていました。
海に囲まれた島の中なので、犯罪者はいない と決め込んでいました。

また、隣人を信頼し、希望を持って生きていける世の中が戻ることがあるのでしょうか?


日本人は元来 お人好しで争いを好みません。まるでガラパゴス諸島の生きものたちのように、無防備で、外来種の犬や猫に絶滅させられたような道を辿ることがないように心から願います。

相手が敵対しない限り、こちらも敵対心を持つことはありません。
誰とでも仲良くやっていける人種だと信じています。
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