『ロザリー』 エレノア・パウエル主演映画 [エレノア・パウエル ELEANOR POWELL]
『ロザリー』 はコール・ポーターの歌曲満載の1937年に公開されたMGMミュージカルです。
主演は今年生誕百年のエレノア・パウエル 共演はジャネット・マクドナルドとのコンビで有名な歌手ネルソン・エディです。
お話は、某国の王女エレノアが、学生生活を送っているうちに、フットボールのヒーロー学生ネルソンと 恋に落ちるというもの。
身分を隠しているため ネルソンは捜し回りますが、某国の盛大な催しの時にタップを踊るエレノアを発見する というもの
音楽が素晴らしい!
まず、ネルソンエディがエレノアに歌う愛の歌
『IN THE STILL OF THE MIGHT 夜の静けさに 』
スタンダードになりました。
そしてタイトル曲の『ROSALIE ロザリー』
これは ネルソンも歌いますが、前述の大規模な催し で 王女であるロザリー(エレノア)が踊ります。
このスペクタクルシーンは圧巻です。
巨大な太鼓に乗ったエレノアが運ばれてきます。
太鼓は階段上に並べられ、頂点の高さはかなりのもの! 静かに音楽が鳴りはじめ、ダンスを踊るエレノア
次第に音楽もダンスも盛り上がり激しさを増します。
最後は 回転しながら紙の花輪を破り、進行!ライオンの火の輪くぐりのようです。
超人的なスタミナです。
このシーンは『ザッツエンターテイメント』のハイライトでもありました。
この映画もDVDが日本で出ていませんが、アマゾンで輸入盤が購入できます。
二時間もあり、ミュージカルとしては長い方ですね。
その中で、エレノア・パウエルが「I've a Strange New Rhythm in My Heart」と「Rosalie」、そして行進を指揮しながらのタップと3ナンバーを踊りますが、中でも「Rosalie」はエレノア・パウエルのソロダンスでは最高峰ではないかと思います。
素晴らしいです。
by Motom Tomoyuki (2014-01-13 16:32)
コメントありがとうございます!
そうですね、2時間は長いです。
超大作の部類だったのではないでしょうか?
クライマックスの、ナンバー、「ロザリー」本当に最高峰ですね。
高所だし、長いし、流石にエレノアも息を切らしていますね。
後年、このシーンを観たエレノアの孫娘が、「おばあちゃん凄い!」と感嘆したそうですよ。
by ガルボ・スノー (2014-01-21 13:57)