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世界平和記念聖堂 補修保存のためのチャリティコンサート(本番後記1) [コンサート]

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もはや、これ以上引き伸ばせられないほどに時間が経過してしまいました。私もオツムの記憶力にも限界点なので、またまた時系列大幅無視で、書きます。

去る 5月26日(日曜日)に広島の世界平和記念聖堂(幟町教会)で、聖堂の補修保存のためのチャリティコンサートを開催したのは、しつこいほど書きましたので、またかね? という感じですね。

私もヴィオラ弾きもクリスチャンではなく、私などは昔からやおよろずの神様を信仰していまして、まさにイワシの頭も信心 という者です。
お正月には神社とお寺に同時にお参りして、クリスマスは教会へ・・・・・・・

でも車の運転中に危険を回避できたときなど思わず「神様!感謝します!」と叫んでます。どの神様かは意識していません。  このような 者が何故教会の補修保存に?  

色々と理由は重なっています。

先ず、この聖堂は母校の大学と隣接していて、母校はベルギー出身のカトリックの神父様が尽力して造られた。
ヨーロッパ中から寄付をつのり、「原爆で焼け野原になった広島に音楽教室を作って、希望を持たせよう。」

そしてこの聖堂も同じような理念で、これまたドイツ人の神父様が世界中から寄付をつのり、造り上げられた。
「タイル一枚。板切れ一枚、全て寄付による」

そして、私達も入学式の時からこちらの聖堂で御ミサにあづかり、私のような異教徒(?)も皆一緒に家のように感じるようになりました。

そして、ピアノの恩師である山田雪子先生・・・・・・先生が入院なさる時までずっとレッスンに通った末席を汚す不出来な弟子が私でした。ヴィオラ弾きも一緒に室内楽を教えていただき、何よりも音楽と人の道、を学びました。先生はいつも「私でお役に立てるなら」とおっしゃっていて、気品がありいつも優しい微笑みをうかべて、音楽には厳しくおられました。

エリザベト音大の創成期に尽力なさり、演奏活動も。後に大阪音大で教授をしておられました。

その先生が帰天なさった日が2012年の5月26日だったのです。先生は聖堂が献堂された1954年に洗礼を受けられたクリスチャンでした。

そして3つ目の要因は、長崎の被爆二世であるヴィオラさんが、報道カメラマンの吉田敬三氏の被爆2世の写真展のモデルの一人として、この聖堂で撮影していただいた、ということです。

これらの要因から、決して聖堂保存は他人事とは思えず、神父様、信徒の方の多大なお力添えを頂いて、コンサートの開催に行きついたのでした・・・・・(長っ)

前置きが長くなりすぎました。パート2に続きます。






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