オードリー・ヘップバーン展 [映画]
広島県福山市のふくやま美術館で、現在開催中のオードリー・ヘップバーン展に出かけてきました。
この展覧会は、全国をまわっていてここ福山で、日本としては最後の巡回地だそうです。
オードリーの長男、ショーン・ファーラー氏が子供基金の資金調達を主目的として開催しているそうで、オードリーの遺品、衣装、靴、写真、交流のあった人たちとの書簡などを展示してあります。
衣装などは等身大の彼女を見るうえでとても興味深く、蔵書や書簡も、彼女の人となりを知る上でとても面白いものでした。
開催直後の連休だったこともあり、大変な人出で、混雑の中停滞しながら観賞しなくてはなりませんでした。日本における彼女の人気の根強さに、改めて驚かされました。
私達ガルボも、来月「魅惑の映画音楽」にて、第一回目でオードリーを取り上げますが、選択は間違っていなかったなと、改めて思いました。
さて、ここのタイトルでは「ヘップバーン」と表記しましたが、展覧会のタイトルもそうであり、デビュー当時の映画での表記もそうでした。
しかし、実際にはご本人もヘプバーンと発音しており、そちらが正しいのかも知れません。
名前のカタカナ表記は、曖昧な点も多く、時代とともに変化しているのでそちらも興味深いです。
それから、この展示会で、ひとつ大きな間違いを発見しました!
私は、ジュリー・アンドリュース(ご存知画でしょうか・・・・・?)の大ファンなのですが、彼女は童話も書いていて出版しています。
童話を書く時のペンネームは、夫ブレーク・エドワーズ(ティファニーで朝食をなどの映画監督)のラストネームを採ってジュリー・エドワーズなのです。
オードリーの蔵書の紹介で、「作家自身のサイン入りで、献呈された本」のコーナーで「ジュリー・エドワーズから送られた本。彼自身のサインがある。」
とあるではありませんか。彼ですよ。カレ!もう少しきちんと調べてから掲示して欲しいです。
この例は多分ほんの一例で、どのような催しにも必ず間違いは付き物なのでしょうね。
オードリー展、本当に行って良かったですね。
しかし「彼」については、かなりお怒りのご様子ですね(笑)
日本中を巡回してきたでしょうに、その間誰も気がつかなかったのでしょうかね?
まぁ、気がついてもスノーさんのように泣き寝入り(笑)かも??
あのように多くの展示物でしたら多少の間違えが起こることもあり得るけれど、やはり完全を望みたいですよね。
まだ会期が残っていますからスノーさんが美術館に指摘なさってみたらいかがですか?
by ガルボ・アルト (2005-10-12 17:37)
それは指摘なさるべきですね。ジュリー様に限らず、どの方を紹介・展示なさるにしても公の場所で公開される場合、間違いは失礼にあたる事ですよね。
事前にチェックはしているでしょうが、そこは人間のする事、間違いはつき物です。
偉そうに言うてるアタシも、実は失敗ばかり・・・(^_^;)
ヘプバーンの名前もそうですが、大体外国語を日本語に直すのは非常に難しい事で。
この夏、オペラ座の怪人の映画が公開されましたが、大御所の翻訳師の戸田奈津子さんの翻訳が、マニアの中で反感を買ったようです。
アタシは、友人の影響で映画を観に行きましたが、素人のアタシでも『ちょっとそれは・・・・(^_^;)』と思えるところが多々あり、改めて翻訳の難しさを知りました。
抗議が大きかったせいか、発売されたDVDでの翻訳はスッカリ変わっていました。別の人が翻訳したのかと思ったけど、やっぱり奈津子さんでした。
だいぶ叩かれた感じです(^_^;)
ファンの思い入れというものは、計り知れないパワーがあります。何に関しても、こだわりを持っている人は強いです。
かくいうアタシも、トラックに関してはウルサイ奴だと自負しております。
うちの会社の修理工場へ顔を出して『あのさぁー・・・』と始めると、工場長達が『又、なんか言うてきたぞ』と面倒臭そうにします。(ちょっと意味が違ううるささかな?)(笑)
by くるみ (2005-10-13 10:07)
何にしても美術館で開催される展覧会はすべて担当の「学芸員」がいるはずですから、このミスはちょっと・・・。「オードリー」本人のことではないと思ったにしても・・・いただけないな~。「オードリー」といえば洗面所に小さめの「オードリー」のカレンダーを飾っています。雑誌の付録だったんですけど、メル・ファーラーと結婚していた時期にメルが撮ったもので何となく幸せそうな表情がよくて飾っています。やっぱりチャーミングですね~。
by NO NAME (2005-10-14 16:09)
アルトさん
多分泣き寝入りでしょうね。というかいちいち騒ぎ立てない・・・・ジュリー・アンドリュースのファンは少しひがんでいて、「どうせ、オードリーの知名度に比べればジュリーなんて、こんな扱いが妥当さ。」などと諦めているのです。
by ガルボ・スノー (2005-10-14 23:59)
くるみさん
戸田奈津子さんの字幕が不評だったのですか?それは驚きですね。でも確かに思いいれの強いファンにとっては、字幕ひとつとっても大切で妥協できないものなのでしょうね。
以前、映画の吹き替えで、古典の映画にもかかわらず、流行語のようなものが使われていて非常に軽薄で腹が立ったことがありますから、よくわかります。
by ガルボ・スノー (2005-10-15 00:03)
no nameさま
やはりこの手のチェックミスは職務怠慢なのでしょうかね。
写真は被写体にとってのカメラマンがどういう存在かで、かなり変わるといいますから、さぞかし良い顔なんでしょうね。
by ガルボ・スノー (2005-10-15 00:06)