第60回 ガルボ魅惑の映画音楽 60回記念 [コンサート]
第60回 ガルボ魅惑の映画音楽は5月13日日曜日 です。
西区民文化センタースタジオ 18時開演
おかげさまで、「魅惑の映画音楽」も60回を迎える事が出来ます。
今回は、YouTubeに公開している演奏動画で、視聴が1万回を超えた曲目から選曲します。
圧倒的多数の8万回弱 は「ムーンリバー」
次点はチャップリンのモダンタイムスから「ティティナ」です。
そして、「大江戸捜査網」他
鷹野橋ルーエぶらじる さんが60回記念にとお店で出されている美味しいコーヒーを下さいました。ジャンケン大会でお客様へのプレゼントにさせていただきます。
乞うご期待!
ミッキー&ジュディの「青春一座 Babes in Arms」 [Judy Garland]
1939年 オズの魔法使 と同じ年、ついにミッキー・ルーニーとジュディ・ガーランドの魅力がミュージカルで爆発します。
原案は、ロジャース&ハートの「Babes in Arms 」タイトルはそのままに音楽も一部使われました。
トーキー映画が登場する前のボードビル全盛時代、ミッキー(ミッキー・ルーニー)やパット(ジュディ・ガーランド)の親達はボードビルの売れっ子スターでした。が、トーキー映画が出現するやあっという間にお客を取られ、廃業を余儀なくされます。
劇場で生まれ、トランクをゆりかごに育ったミッキー達は職業訓練校に入れられようとしています。
彼らは何とか舞台人として成功して、芸の世界に生き残ろうと奮闘します。
この映画は、そんなボードビル一座の子供達の物語。
アンディ・ハーディシリーズなどで、少年俳優としてマネーメーキングスターだったミッキー・ルーニーの初のミュージカルだそうで、彼の才能が発揮されています。
タップダンス、歌も歌い、楽器も演奏(この映画では吹き替えだと思いますが、実際にピアノも凄い腕前です)そして、モノマネ!!
ここでは、クラーク・ゲーブルとライオネル・バリモアをやっていて、爆笑もののそっくりぶりです。
そして、ジュディ・ガーランド 彼女は本当に表情豊かで既に名女優の貫禄を見せています。
ミッキーを支えて彼を理解しようとし、理不尽な事にも耐えようとする健気さが、この映画の役所です。
ショーをやるには資金が必要なので、子役映画スターのベビー・ロザリー(シャーリー・テンプルのパロディ的な)を主役に変更された時も、必死に耐えています。
しかし、演出家としてロザリーにキスまでするミッキーの姿を見て、ついに親達の興行中の街まで逃げて行ってしまいます。バスの中でミッキーを想い歌う「アイ クライド フォー ユー」が素晴らしい歌唱で泣かせます。
逃げて来たものの、母親に「あなたのお父さんもお爺さんも、何があっても決して舞台を降りなかったのよ。」と諭され、思い直してミッキーの元に戻ります。
ミッキーの舞台は、開幕直前にロザリーの父親が出演はまかりならん!と踏み込んで来て、主役が居なくなります。
そこに、パットが帰ってきます。
7分で支度してパットの主演で開幕!!
しかしハリケーンの到来で、野外劇場の舞台はめちゃくちゃに。
あわや職業訓練校に入るのかというその時、舞台を観たというプロデューサーから声がかかり、(ミッキーの父親の古い友人でした)ついにブロードウェイの劇場で開幕!
1939年 アメリカはまだ参戦していませんでしたが、第二次世界大戦の暗いムードは漂っていました。
「ゴッズ・カントリー」は自分達は神の国(アメリカ)の国民、隣人と仲良くして平和に暮らそう、武器もないけれど、ここにはガルボやノーマ・シアラーやクラーク・ゲーブルが居る。と歌っています。
数年後には原子爆弾を日本に落とすほどの残虐行為を行うのですが、アメリカ国民全ての民意ではない事は、言うまでもないでしょう。
まだ、白人が靴墨をぬって黒人に扮するミンストレル・ショーをやっています。
ベビー・ロザリーに扮したジューン・プレッサーはアクロバット的なダンスが得意で、印象に残ります。
美声のダグラス・マクフィル、
ジュディと「オペラVSジャズ」の再現をしているベティ・ジェーンズ
ミッキーの父親役のチャールズ・ウィニンガー
オズの魔法使で悪い魔女を演じたマーガレット・ハミルトン
ランド・ブルックス(風と共に去りぬにも出ています)等 共演者も豪華です。
Babes in Arms [PAL-UK DVD] [Import]
- 出版社/メーカー:
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Babes in Arms (Los Hijos de la Farandula) Spanish import by Mickey Rooney
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キャットアートの著者 シュー・ヤマモトさんとお会い出来ました! [幸福な出来事]
昨日は、とても嬉しい日です。
「キャットアート」の著者 シュー・ヤマモト氏が、仕事で来日された機会に広島まで私達に会いに来て下さいました。
シュー・ヤマモト氏とは、YouTubeのガルボ演奏動画、「ベンハー 序曲」にコメント頂いてからのご縁です。
もう、10年くらい前になるかと思いますが、私達のベンハーの動画を「ミクロス・ローザソサエティ」のどなたかが取り上げて下さり、それをご覧になられた大のミクロス・ローザファンのシューさんが、私達の動画に「こんな小さな編成で、ローザのベンハー序曲を再現している事に驚きました。ブラヴォー!」と仰ってくださったのです。
それをきっかけに、メールのやり取りをさせて頂き、シューさんが画家でいらっしゃることを知りました。
そして、ユーモア溢れる名画のネコ主人公の画集「キャットアート」が日本で出版され、私達も大喜びで画集を拝読していました。
そして今日!!!わざわざ広島まで足を運んで下さったのです。
約4時間、ミクロス・ローザのお話や、音楽、映画、美術、宗教観、はたまた猫について、たっぷりお話出来て幸せでした。
念願のサインを頂きました!
ガルボのサンデースタンダードvol4 は無事終了しました。 [コンサート]
ガルボのサンデースタンダードvol4 音楽茶房78 は4月22日日曜日です。 [コンサート]
被爆ピアノ ノーベル平和コンサート 報告会 私のコンサートは無事終了しました。 [コンサート]
去る4月14日の「被爆ピアノ ノーベル平和賞コンサート報告会 私のコンサート」でガルボも演奏して参りました。
矢川光則氏の手によって復活した被爆ピアノによる演奏会です。
会場となった旧日本銀行広島支店 は被爆建物の1つで、堅牢な建物の内部には被爆の痕跡が残っています。
今回は、慰霊と平和を願って選曲しました。
戦前から日本でも親しまれ、被爆楽譜も現存する「埴生の宿」
慰霊の為、毎年8月6日に世界平和記念聖堂で演奏される「フォーレ作曲 レクイエムより天国へ」
名チェリスト パブロ・カザルスが平和への道を願って演奏し続けた「カタルーニャ民謡 鳥の歌」
長崎の被爆者による合唱団「ひまわり」さんの「もう二度と」
最後に第一回広島平和式典の為に作曲され、ずっと歌い継がれている「広島平和の歌」です。
今日は、他にも19の個人、団体の方が出演され、演奏されました。
お足元の悪い中をいらしていただいた皆さま、どうもありがとうございました。
写真は、小林公明さんの撮影です。
小林さん、ありがとうございました。
ガラスの突き刺さった痕跡も痛々しい被爆ピアノ
このピアノがオスロで演奏されたものです。
撮影に駆けつけて下さった川本昭人監督
被爆ピアノ ノーベル平和コンサート報告会 私のコンサート で演奏します。 [コンサート]
第59回 ガルボ魅惑の映画音楽 レッツ ダンス!西区民文化センタースタジオで開催します。 [コンサート]
もぐらガーデン のイベントは無事に終了しました。 [コンサート]
去る3月3日のもぐらガーデン オープン記念イベントは無事に終了しました。
ひな祭りの当日 4月にオープンする広島市南区の「もぐらガーデン」さんのイベントが行われました。
植樹祭とお餅つき
つきたてのお餅が、甘酒と共にふるまわれました。
もぐらガーデンは、古民家を改装されたライブの出来るお店で、オーナーの福井さんのギターのコレクションも素晴らしいです。
ピアノも調律して頂いたあり、とても愛に満ちています。
ペコちゃんの晴れ着姿!
昼食はちらし寿司!jugemuのルーシーさんお手製で、とても美味しかった!
お餅をついておられたお二方は、実は素晴らしい音楽家で、急遽演奏も聴かせて下さいました。
風流さんとリン(林)さん
そして、ガルボのコンサートは50.60年代を中心にした映画音楽を選曲しました。
ステキな広々とした空間に暖かい人々の集い。
とても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
ありがとうございました。